小池都知事が定例会見1月5日(全文1)人に重心、的を当てた施策1つ1つ行う
小笠原諸島、返還から50年
それから2つ目でございますが、2つ目が小笠原諸島、昭和43年にアメリカから返還をされまして今年がちょうど50周年という節目の年となります。小笠原村の皆さんにとりまして、次の50年、これに向けて大変重要な節目になるわけでございますけれども、これを機に多くの皆さんにも小笠原について、よりよく知っていただきたいと、そういう大切な機会にしていきたいと考えております。 島嶼地域に関しては昨年の11月に、ちょうどその日はお天気が良くなくて断念をいたしました、神津島の訪問でありますけれども、2回目のチャレンジで、2月の5日の月曜日に訪問することとなりまして、これで11ある有人島、人が住んでいる島のうち10の島を訪れることができることになります。じゃあ、あと残りはどこというのが、小笠原諸島の母島ということになりまして、こちらのほうも時機を見て伺いたいと思っております。これについての詳細は総務局が担当でございます。
今年、江戸が東京になって150年 節目のイベントについて
それから3番目でございますけれども、これも周年がらみであります。今年、平成30年が、江戸が東京になって150年の節目ということでございまして、この節目を記念いたしまして、東京の魅力を内外にPRをしてまいりたいと思います。そしてタイトルとして「Old meets New 東京150年」という事業のネーミングになっておりまして、東京開府150年というさまざまなイベントを行ってまいります。まずこの事業のPRを盛り上げるということで象徴となるロゴマークをこちらにいたします。ホームページとかポスターなどで活用するビジュアルのイメージも作ってみました。 ロゴマークですけれども、都民の皆さんに伝統と革新が共存する東京の魅力をこの機会にあらためて再発見していただくということで、Tokyo Tokyoのアイコン、これですね、と、統一感のあるものにいたしております。それからメインのビジュアルですけれども、東京の玄関として存在感のあります、こちらですね、東京駅。先日、行幸通りを含めまして、とてもすてきな玄関口が出来上がりました。これをモチーフにしてOldとNewと、それをセットにいたしまして、東京、玄関口、これをモチーフにして東京のパワー、そして期待感を表現したものとなっております。そのほか、東京150年の歴史や文化をイメージできるさまざまなポスターを順次作成をいたしまして、イベントであるとか事業に幅広く展開をいたしまして、東京150年事業を盛り上げてまいります。 それからこの主な事業を紹介する記念イベントを設けておりまして、例えば今年の秋は、仮称ですが東京150年祭、祭りですね、を浜離宮恩賜庭園におきまして開催を予定いたしております。浜離宮の特徴的なロケーションを生かしまして、Old meets New、これを表現いたしますプロジェクションマッピングなどを行う予定といたしております。そのOldのところで、最新のテクノロジーを使うということで、東京の150年の魅力、文化を実感していただきたいと、このように考えております。 それからこの150年祭でございますけれども、江戸東京博物館、それから東京都公文書館など、東京の150年の歴史を振り返ります企画展、それから次の世代を担う小学生たちの絵画コンテスト、そして江戸東京野菜のPRなど、それはそれはいろんなイベント、準備を展開していくことといたします。 それから皆さん、これ見て反応できます? これ、かっぱのバッジなんですけど。昭和30年から40年代に都内で過ごされた方というのは、まあ、みんな若いわね。そうしますとお父さんとかおじいちゃんに聞いていただければいいのかもしれませんけども、当時は都有施設の無料入場の目印として、このかっぱのバッジというのが広く親しまれたということでございます。今回もこれを活用して、話題性のある企画を検討いたしまして、東京150年の祝祭感を醸成していきたいと考えております。 そして区市町村、民間団体などの協力も得ながら多彩な取り組みを展開いたしまして、都民の皆さんと共に東京150年を祝い、そして東京への愛着を感じてもらうと。そしてそれを2020年大会に向けての機運の盛り上げにも活用していきたいと、このように考えております。ということで、お正月ものといってもいいかもしれません、今年の大きなイベントなどについてもご紹介をさせていただきました。じゃあ、幹事社にお戻しをいたします。