写真：AKIBA PC Hotline!

次期デスクトップPC向け「Core Ultra 200S」の予価掲示、Ryzenは大幅特価が出るも7000シリーズは上昇 【画像】第14世代が続落(10月19日撮影) 　Intelの次期デスクトップPC向けCPUで、「Arrow Lake-S」と呼ばれる「Core Ultra 200S」シリーズの予価が秋葉原の各ショップに掲示。最上位で24コアの「Core Ultra 9 285K」が115,800円、20コアの「Core Ultra 7 265K」が78,800円、「265KF」(GPU非搭載)が75,800円、14コアの「Core Ultra 5 245K」が59,800円、「245KF」(同)が56,800円だ。 　発売予定は10月25日(金)で、秋葉原の各店では予約を受付中。ただし上位モデルについては、既に締め切ったショップが複数見られる。 　値動きの面では、第14世代が続落。「Core i7-14700KF」が3,000円安の55,980円、「Core i5-14600KF」が4,100円安の38,880円、「14400」が2,500円安の32,480円、「Core i3-14100F」が2,500円安の14,480円などだ。 　第13世代は、「Core i9-13900F」が5,000円安の64,980円、「Core i3-13100F」が1,500円安の14,980円など。在庫を持つショップは少なく、モデル数もさらに減少した。 　このほか、ワークステーション向けの「Xeon w5-2565X」が販売開始。18コア36スレッド、基本クロック3.2GHz(最大4.8GHz)で、価格は251,799円となっている。 □Ryzen 5 8400Fが2万円割れ 　AMDは、「Ryzen 7 5800XT」が9,000円安の34,800円、「Ryzen 5 8400F」が9,720円安の19,980円で特売。どちらも過去最安で、後者は初の2万円割れだ。 　シリーズ別に見ると、Ryzen 8000G/Fは全体的に下落。「Ryzen 7 8700G」が1,001円安の53,799円、「8700F」は3,000円安の46,800円、「Ryzen 5 8600G」は1,700円安の34,800円、「8500G」は1,180円安の25,800円だ。「8400F」も多くのショップで27,800円に下がったが、上述の特売価格が他を圧倒している。 　ところで、10月12日の調査では、最新のRyzen 9000シリーズが複数ショップで急落。「Ryzen 9 9950X」が4,770円安の115,000円、「9900X」が4,890円安の83,910円、「Ryzen 7 7900X」が2,020円安の61,480円、「Ryzen 5 9600X」が1,180円安の47,620円となっていた。 　それが19日時点では、何事もなかったかのように「9950X」と「9900X」が前回調査時とほぼ同じ。「9700X」は1,300円高の64,800円、「9600X」は1,000円高の49,800円に上昇している。 □Ryzen 7000は最大14％の急騰 　一方、Ryzen 7000シリーズは値上がり。最上位の「Ryzen 9 7950X3D」が14,000円(14.0％)高の113,800円となったのをはじめ、「7900X3D」が8,820円高の85,800円、「7950X」が4,680円高の100,480円など、上位モデルを中心に大きく上昇した。人気の「Ryzen 7 7800X3D」は2,000円高の81,800円に留まったが、在庫ショップ数が急減しており品薄だ。 　Ryzen 5000シリーズは、「Ryzen 7 5700X」が6,820円高の30,800円に上昇。「5700」は2,700円安の25,800円、「Ryzen 5 5500」は1,180円安の17,800円に下落した。GPU搭載版は「Ryzen 5 5600GT」が820円安の21,980円、「5500GT」が500円安の21,480円で、その差は500円に縮小。なお「5500GT」は、10月12日に前回比3,300円安の18,680円を付けている。