石動男子決勝進出 インターハイ・ホッケー男子 女子は3位
全国高校総体(インターハイ・北部九州総体2024)のホッケー競技第4日は30日、長崎県川棚町の川棚大崎自然公園交流広場で男女の準決勝が行われ、アベック出場の石動は男子が伊吹(滋賀)を3―1で下し、優勝した2010年以来13大会ぶりに決勝進出を決めた。女子は岐阜各務野に0―0からのシュートアウト(SO)戦で3-4と屈し、3位となった。 石動の男子は小泉優翔(3年)が3得点と気を吐いた。小泉は第1クオーターにペナルティーコーナー(PC)から先制すると、第3クオーターに2点目を奪った。その後1点を返されたものの、第4クオーターに三度ネットを揺らし、チームは14年ぶりの頂点へ王手をかけた。最終日の31日に昨年準優勝の横田(島根)と対戦する。 男子はインターハイで優勝6度、準優勝2度を誇るが、15年の3位を最後に表彰台からは遠ざかっていた。 女子の石動は昨年準優勝の岐阜各務野に前半は守勢に回る時間が長かったが、粘り強く守った。後半に攻め込む場面をつくったもののゴールを割れず、SO戦で惜敗した。 女子の西永毅監督は「決めきることができずに大変悔しい」と無念さを口にし、「下級生の力もつき、よく成長してきた。次の大会に向けて自信になる」と国体予選へさらなる奮起を促した。 ◇ホッケー(長崎県川棚大崎自然公園交流広場) ▽男子準決勝 石動 31-01 伊吹(滋賀) 0-0 1-1 1-0 ▽女子準決勝 岐阜各務野 00-00 石 動 (岐阜) 0-0 0-0 0-0 (SO4-3)