（撮影／田中雅也　撮影協力／直香園芸）

寒さとともに落ち葉が気になるこの季節。毎日の落ち葉掃きはなかなか大変ですが、そんな方におすすめしたいのがブロワーと竹ぼうき。『趣味の園芸』12月号掲載の「作業が楽しくなる！ 園芸道具ガイド」では、さまざまな園芸作業を行ってきた岡本直樹さん・由香里さんが、ブロワーと竹ぼうきの特徴と使い方を教えてくれました。 一部を抜粋して、紹介します。 ＊　＊　＊ ブロワーは、清掃・造園業者などが使うものと思われがちですが、最近は充電式や電源コード式の小型の機種もあり、1～3万円ほどで購入できます。ホームセンターによってはレンタルできるところもあるので、購入前に試してみるとよいでしょう。一方、竹ぼうきはコケや芝生をはぎ取ることなく、落ち葉を掃くことができるので、1本あると重宝します。

ブロワーと竹ぼうきを選ぶ際のポイント

● ブロワーは充電式が扱いやすくておすすめ！ 予備バッテリーもあると安心 ● パワーのあるブロワーは大きな音が出るので、できれば購入前に確認を ● 竹ぼうきは数百円から数千円まで価格に幅があるので、予算に合わせて購入を 長時間作業する場合は、軽いブロワーを選ぶとよいですよ！

ブロワーと竹ぼうきの特徴

【ブロワー】 先端のノズルから風を吹き出す送風機。広い庭やほうきで掃きにくい場所、大量の落ち葉を片づけたい際に、風で吹き飛ばし、素早く楽に作業ができます。エンジン式や電源コード式、充電式があります。使い勝手やメンテナンスの手軽さは、バッテリー式です。また、集じんできるタイプもあります。 【竹ぼうき】 竹でできた昔ながらのほうき。柄が長いので、立ったまま掃き作業ができ、腰への負担も少ないです。穂先が粗いので、小石や土などを逃がして、砂利の上の落ち葉を集めることが可能。穂の部分に巻かれた針金の輪の数によって、「3段締め」などと呼び、段数が多いと穂が抜けにくく丈夫です。 『趣味の園芸』2023年12月号「作業が楽しくなる！ 園芸道具ガイド」より