同居猫をペロペロしてあげてると思ったら?ただ自分の毛づくろいをしていた様子に「えーっ!」
あれれ、いつもとちょっと違う? 写真は、X(旧Twitter)ユーザー@borninmay2020さんの愛猫、雷蔵ちゃんと茶太郎くんです。夕方になるとお互いを毛づくろいし合うという、双子猫の雷蔵ちゃんと茶太郎くん。この日も「いつものようになめ合っているのかな」と飼い主さんが見ていたのですが……なんとよく見ると、雷蔵ちゃんがなめていたのは“自分の足”だったのです……! 【写真】抱き合うような雷蔵ちゃんと茶太郎くん。まるで映画のポスターみたい? 飼い主さん: 「茶太郎が自分のベッドから立ち上がり、雷蔵が寝ているベッドに割り込むように入っていったら、このような状況になっていました。雷蔵が自分の足をなめているのに気づいたときは『えーっ!』と思いましたね」 飼い主さんによると、一緒のベッドにいながら自分の体を毛づくろいするのは、今回が初めてではないそうですが、茶太郎くんの上に被さって自分をなめている姿は初めて見たのだとか。 飼い主さん: 「雷蔵の寝ているところに茶太郎が突っ込んでいくことが多いので、雷蔵は突っ込んでこられたところの毛並みが気になって、自分の毛づくろいをしていたのかもしれません」 飼い主さん: 「(雷蔵ちゃんが自分の毛づくろいをしている様子を見て)『茶太郎はそれでいいの? 』と気になったのですが、わりと満足そうにしていて『さすがだなぁ』と思いました」 雷蔵ちゃんのことが大好きだという茶太郎くん。この日、毛づくろいはしてもらえませんでしたが、ベッドの中に受け入れてもらえたので満足そうにしていたといいます。
雷蔵ちゃんと茶太郎くんのふだんの様子は?
雷蔵ちゃんと茶太郎くんは、ふだんどのように過ごしているのでしょうか。 飼い主さん: 「いつもはお互いをなめ合ったり、一緒のベッドで仲よく寝たりしています。茶太郎が上にのってきたときでも、雷蔵は7割くらい受け入れて一緒に寝てくれていますよ。茶太郎はたとえ拒否されてもめげずに雷蔵のところへ行く、“けなげな猫”です」 飼い主さんによると、雷蔵ちゃんと茶太郎くんは保護猫出身で、とても臆病なところがあるのだとか。 飼い主さん: 「インターホンが鳴るだけでキャットタワーの上に逃げるほど臆病ですが、雷蔵は『飼い主と一緒にいたい』とそばにきてくれたり、『なでて』と頭をこすりつけてきたり、お尻を高く突き出してみたりと、とてもアピール上手な愛らしい猫です。茶太郎は雷蔵に輪をかけて臆病で、飼い主にもあまり心を許していない部分もありますが、おやつがほしいときやおもちゃで遊びたいときは、目の前にきてまっすぐに見つめてきます。最近は、近くでぐっすり寝ている姿を見せてくれるようになり、飼い主として少しは信頼されているかなとうれしくなります」 日々の暮らしのなかで飼い主さんと絆を深めていった雷蔵ちゃんと茶太郎くん。今日はきっとお互いを毛づくろいしていることでしょう。 写真提供・取材協力/borninmay2020さん/X(旧Twitter) ※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。 取材・文/岩井まどか
ねこのきもちWeb編集室