九州北部が梅雨入り 平年より13日遅く 梅雨入り早々に警報級の大雨のおそれ
6月17日(月)、気象庁は九州北部(山口県を含む)が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。梅雨入り早々、警報級の大雨のおそれがあります。
九州北部 平年より13日遅い梅雨入り
気象庁は、今日17日、九州北部(山口県を含む)が「梅雨入りしたとみられる」と発表しました。平年より13日遅く、昨年より19日遅い梅雨入りです。今夜から明日18日にかけて、熊本県と大分県で警報級の大雨となるおそれがあります。 ※梅雨は季節現象であり、梅雨の入り明けには、平均的に5日間程度の「移り変わり」の期間があります。なお、この梅雨入りの発表は速報値です。秋に再検討され、見直されることがあります。
九州で警報級の大雨のおそれ
今日17日、梅雨前線は九州の南岸付近に停滞し、前線上に低気圧が発生する見込みです。前線や低気圧に向かって暖かく湿った空気が流れ込むため、九州北部地方では次第に広く雨が降るでしょう。明日18日の午前中にかけて、局地的にカミナリを伴った非常に激しい雨や激しい雨が降り、熊本県と大分県では警報級の大雨のおそれがあります。土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分ご注意ください。前線は、明後日19日にはいったん南下しますが、20日から再び北上し、九州付近に停滞しやすくなる見込みです。 なお、九州北部の梅雨明けの平年は7月19日ごろです。
日本気象協会 本社 日直主任