人気ケーキにカープソースも。広島県人が激推しする絶品「広島グルメ」4選
また、レストランも併設されていて、大きな窓から瀬戸内海の景色を眺めながら、こだわりランチを味わうこともできます。この工場は宮島(日本三景・安芸の宮島)の対岸に位置しているので、天気の良い日は宮島がくっきりと見えるでしょう。 さらに、広大な敷地内には庭園があり、遊歩道も設けられています。瀬戸内海からの風に吹かれながらの散策は、思い出に残るかもしれません。ただし、海風は意外と強いので、外での飲食はやめておいたほうが無難でしょう。
●DATA バッケンモーツアルト 廿日市店 (工場直売店&カフェ) 住:広島県廿日市市木材港北15-24 TEL:0829-34-4324 営:10:00~20:00(日曜は~19:30)
サクサク衣に包まれた『小イワシの天ぷら』は軽い食感と丸ごと食べられるのが魅力
広島のスーパーや鮮魚店などに小イワシが並び始めると、「夏が来たなぁ」と地元民は感じます。そう、小イワシは夏が旬の魚なのです。新鮮なものは刺身にして食べることも多いのですが、やはりイチオシなのは天ぷらです。 サクサクの衣に包まれた小イワシの天ぷらは、軽い歯触りと丸ごと食べられるのが特徴。その美味しさを最も引き立てるのが、塩です。淡白な味ながら身はホクホクの揚げたて小イワシに、軽く塩を振ってから食べてください。思わず笑みがこぼれるほどの美味しさを体験できるでしょう。 筆者はなじみの小料理屋で食べましたが、広島のスーパーでもお総菜コーナーなどで手軽に買えます。また、生の小イワシを買ってきて、家庭で調理するのも一般的。まさに夏の広島を代表するグルメの一つが小イワシなのです。
舌の肥えたお好み焼きファンもうなる『カープソース』
オタフクソースほど有名ではないけれど、熱心なファンを数多く獲得しているのが毛利醸造の『カープソース』です。お好み焼き屋などプロが愛用するこのソースは、もちろん一般消費者も買うことができます。筆者は広島の駅ビル「ekie」で購入しました。 『カープソース』の特徴は、何といっても徹底して天然素材にこだわっているところ。甘めのソースですが、甘みを出すために人工甘味料を使用せず、野菜の甘味や昔ながらの粗糖を使ったりしています。そのため、コクがありながらまろやかで優しい味なのです。 そのまま舐めたいほど美味しいソースであり、お好み焼きや焼きそば、揚げ物にかけるともう箸が止まりません。きっと初めてこのソースを味わった方は、衝撃を受けることでしょう。お好み焼きの本場・広島にふさわしい、こだわり抜かれた素材の『カープソース』。一度口にすれば、絶妙な味のバランスと深い味わいの虜になるはずです。