英ジャガー、新生JAGUAR誕生を宣言 マイアミ・アートウィークで「DESIGN VISION CONCEPT」公開へ
英ジャガーは11月19日(現地時間)、新しいブランドアイデンティティの使用開始など新生JAGUARブランドの誕生を宣言した。12月2日(日本時間:12月3日)にはマイアミ・アートウィークにて世界初の公開インスタレーション「Copy Nothing」を発表することを予告した。 【画像】マイアミ・アートウィークで公開される「Copy Nothing」 ジャガーの公式Webサイトでは2024年11月19日より、デバイスマークやメーカーズマークなど、4つの重要な変化のシンボルを具現化した、まったく新しいブランドアイデンティティの使用を開始。それらには、新生JAGUARの世界のあらゆる側面を定義するクリエイティブフィロソフィー「Exuberant Modernism(活気あふれるモダニズム)」が採用された。 チーフ・クリエイティブ・オフィサー、プロフェッサー・ジェリー・マクガバンOBE氏は「JAGUARのルーツは独創性にあります。JAGUARの創業者であるウィリアム・ライオンズ卿は、『JAGUARはA copy of nothing(なにもののコピーではない)』という哲学を唱えていました。今日のJAGUARに対する私たちのビジョンは、この哲学に基づいています。 新生JAGUARは、『Exuberant Modernism』を中心に据えて構築しており、あらゆるタッチポイントにおいて想像力に富み、大胆でアーティスティック、そしてユニークで臆することのないブランドなのです。これは、JAGUARの本質を取り戻し、それをかつて愛された価値観に回帰させながら、現代のお客様に適したものへと再構築する試みです。私たちは未来に向けてJAGUARを創造し、お客様のライフスタイルやJAGUARコミュニティを豊かにするブランドとしての地位を再構築したいと考えています」とコメント。 また、マイアミ・アートウィークで公開される「Copy Nothing」は新ブランドの世界初の公開インスタレーションとなり、JAGUARのクリエイティブフィロソフィーである「Exuberant Modernism」をDESIGN VISION CONCEPTとして具現化したものとしている。 JAGUAR担当マネージング・ディレクター、ロードン・グローバー氏は「このような世界的に有名なブランドを生まれ変わらせるためには、臆することなく実行する必要がありました。JAGUARは慣習に挑むとき、常に最高のパフォーマンスを発揮してきました。この精神は、今日の新しいブランドアイデンティティに反映されており、今後数か月かけてさらに明らかになるでしょう。これは完全なリセットです。JAGUARはその独創性を取り戻し、新しい世代にインスピレーションを与えるため、生まれ変わります。新生JAGUARをようやく世界にお披露目することができるのをとても楽しみにしております」とコメントしている。
Car Watch,編集部:椿山和雄