駒大・村上響は自己新1時間2分4秒で3位 箱根駅伝へ「上りのある区間を走りたい」 上尾シティハーフマラソン/陸上
上尾シティハーフマラソンが17日、上尾運動公園陸上競技場発着で行われ、ハーフマラソン大学生男子の部は大東大の棟方一楽(かずら、2年)がU20日本記録となる1時間1分38秒で優勝し、駒大の帰山侑大(3年)は1時間1分59秒で2位に入った。駒大の村上響(2年)は終盤まで先頭集団に食らいつき、最後は注目ルーキーの谷中晴(1年)と競り合って1時間2分4秒の3位に入った。自己ベスト(1時間3分42秒)を大幅に更新したものの「タイム的には良かったが順位的には悔しい。あとちょっとで1時間1分台だったので全然満足はできない」と悔しがった。 大八木弘明総監督も「努力家」と評する2年生。今月上旬の全日本大学駅伝5区区間5位で大学三大駅伝デビューを果たした。箱根の選考がかかる今大会でも結果を残し「この後の合宿でも外さないようにしたい。全日本はパッとしなかったが、箱根駅伝では区間賞を取れるようにしっかり練習してチームの優勝に貢献したい」と村上。「帰山さんの方が速いし、谷中も1年生だけどすぐ後ろにいる」と気を引き締めつつ、大舞台へ「上りが得意なので箱根では上りのある区間を走りたい」と意気込んだ。