【ハイライト動画あり】いつもより早い「慶明戦」は明治大学が慶應義塾大学を圧倒。ラグビー関東大学対抗戦
キャプテンNO8木戸大士郎(4年)は「伝統のある一戦ということで気合いが入っていた。『今年は早いな、慶應戦』とホンマにすごく緊張していた。今週、『ネクストレベル』をテーマに準備してきて、それを試合に出せて成長につながった。今日は全員でディフェンスができた」と胸を張った。
連敗した慶應義塾大学の青貫浩之監督は、「先週はなかなか慶應らしいプレーができなかったので修正して、チーム一丸で臨んだ。ディフェンスは前に出ることが随所に見えたが、全体的として少し明治大学との差を実感した。通用することはあったが、特にセットプレー、BKでミスが起きたことは反省したい」と悔しそうな表情を見せた。
キャプテンのHO中山大暉(4年)は「自分たちはコンタクト、ブレイクダウンのファイトをやっていこうと準備してきた。通用した部分があったが、スキルの高い相手にやられてしまった」と反省しつつも、「自分たちやるべきことは22mに入った後の得点力だと思うので、次の1ヶ月、王者(帝京大学)に対戦するマインドを忘れずにやっていきたい」と前を向いた。
帝京大学、早稲田大学、筑波大学とともに2連勝スタートとなった明治大学は、9月28日(土)、神奈川・城山陸上競技場で昇格組の日本体育大学の挑戦を受ける。2連敗となってしまった慶應義塾大学は1ヶ月後の10月20日(日)、群馬・太田陸上競技場で昨年の王者・帝京大学にチャレンジする。
文/写真:斉藤健仁
斉藤 健仁