【競輪】S班の深谷知広が冷静にピンチを切り抜け今年初V王手「優勝を求められると思う」/武雄
<武雄競輪:大楠賞争奪戦>◇G3◇3日目◇13日 深谷知広(34=静岡)が2日目から連勝で決勝進出を決めた。 準決11Rは番手の神山拓弥が浅井康太にさばかれ、後ろに敵ラインが入る形になった。だが「残り1周で気づいたので(志田龍星が)外した瞬間に踏み直そうと準備をしていた。来られないようなペースを作って、そこはうまくいった」と冷静にピンチを切り抜けた。 ダービー直後の疲れは感じているが、動き自体に不満はない。「(S班として)優勝を求められると思う。G3の決勝には乗れているので、そこからもう1つ上をしっかり取りたい」。決勝12Rは根田空史の番手で、今年初優勝を目指す。