海洋国家ツバル最大の貨客船の進水式 国内9つの島々への輸送に活用 大分・佐伯市
大分放送
南太平洋の海洋国家ツバルから、大分県佐伯市の造船会社が受注した大型の貨客船が建造の最終段階を迎え、9日進水式が行われました。 【写真を見る】海洋国家ツバル最大の貨客船の進水式 国内9つの島々への輸送に活用 大分・佐伯市 佐伯市の本田重工業で行われた進水式には、海洋国家ツバルの運輸などを担当するサイモン・コフェ大臣ら代表団が船主として出席しました。 貨客船「マヌシナ」は、アジア開発銀行から3000万ドルの資金提供を受けて建造される、総トン数1800トン、全長67.4メートルのツバルで最大の船舶です。 ツバルはこの船を太平洋に点在する国内9つの島々への輸送に活用する方針です。 (サイモン・コフェ大臣)「この船はツバルにとって最大で特別な仕様になっているので、国民が本田重工業が作った品質のよい船で、快適な船旅を楽しんでくれるでしょう」 本田重工業ではこれから内装工事や塗装工事を進め、今年11月の完成を目指します。ツバルではクリスマスの披露を予定しています。
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