【KO】”ジャーマン”倉本一真、グラウンド打撃ありルールに参戦!山口代表「ルール広め、UFC送り込む」
12月30日(月)横浜武道館で開催されるキックボクシング大会『K.O CLIMAX 2024』のカード発表会見が27 日行われ、タックルや投げ、グラウンド攻撃も認められる[KNOCK OUT-UNLIMITED -63kg(3分3R延長1R)]に、RIZINファイターでジャーマン使いの倉本一真(38=リバーサルジム新宿MeWe)が参戦。 KNOCK OUT-REDライト級王者・重森陽太(29=クロスポイント吉祥寺)と対決する。 レスリンググレコローマン全日本3連覇の倉本は「危険な投げを考えてる、固い床をお願いします」と投げでKOも狙うつもりだ。 【フォト】投神・倉本一真がジャーマン連発! 倉本は現在RIZINバンタム級を主戦場とし、前戦は4月ヤン・ジヨンに判定勝利している。対する重森はラジャダムナン王座にも挑戦した経験を持つ生粋のムエタイ戦士だ。 会見で倉本は「投げてテイクダウン、パウンドで決める」と自身のフィールドに持ってゆくと宣言。得意のジャーマンスープレックスも出すかと問われると「一撃必殺的に決めたい」と必殺技宣言だ。 更に「投げは強くて、外でやったら一発で殺せちゃう。練習でもやさしく投げた時に限って、失神しちゃったり。日々、危険な投げを考えてる。RIZINのリングは割と柔らかくて。固いのでお願いします」と投げ倒す気満々だ。 迎え撃つ重森は「元々MMAは好きじゃない。野蛮じゃないですか」と敵対宣言。 相手の投げについては「怖いなと思う。でもムエタイも、何故転ばされたり後ろを向くとポイントが引かれるのか。とどめを刺されないことを意図しているから。だから、その意識は他の立ち技選手より強いかな。それに自分のムエタイは、MMAでは再現性が無い。投げられるとは思うけど、準備をして自分のチャンスを見つける」とムエタイスタイルを基本としたまま対抗したいと言う。 山口元気代表は「グラウンドになっても、パウンド、ヒジ、ヒザと倒しにいっていれば止めない」とKOに結び付く動きがある限りブレイクしないと言う。 また、このルールを広める目標として「立ち技は”寝かしたら終わりだろ”と言われ、そのままで終われない。テイクダウンが取れたり防げて、打撃も強い、アンリミテッドルールが強い選手を作ることで、RIZINやUFCのチャンピオンを輩出したい」と、MMAのトップも侵略するつもりだ。 KNOCK OUT王者・鈴木千裕もMMAに対応し、RIZINで王座を獲得した。鈴木のように、このルールからも対応する選手が出てきそうだ。