大谷翔平、2戦連発15号本塁打なるか 月間MVPへラストスパート5月最終戦「2番・DH」でスタメン
◆米大リーグ ドジャース―ロッキーズ(31日・米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム) ドジャース・大谷翔平投手(29)が31日(日本時間6月1日午前11時10分開始予定)、本拠地・ロッキーズ戦のスタメンに「2番・指名打者」で名を連ねた。月間MVP受賞の可能性もある5月最終戦で、2試合連続本塁打となる15号に期待がかかる。 前日30日(同31日)は試合がなかったが、29日(同30日)の敵地・メッツ戦では、8回の5打席目に左中間席へ14号ダメ押し2ラン。左太もも裏の打撲などもあってやや調子を落としていたこともあって、今季最長となる10試合、46打席ぶりのアーチだった。復調の兆しを見せており、4~6日(同5~7日)に3試合連続本塁打を放って以来の2試合連続本塁打が出るかに注目だ。 月間MVP争いからも目が離せない。前日30日(同31日)終了時点で月間7本塁打はリーグトップタイ、OPS1・001と長打率6割1分1厘はリーグトップ。29安打は同8位、19打点は同5位タイ、8盗塁は同4位、打率3割2分2厘は同4位、出塁率3割9分は同5位、50塁打は同2位と、多くの部門で上位に名を連ねている。7本塁打、24打点がトップのハーパー(フィリーズ)らライバルも多いが、昨年7月以来5度目となる月間MVPへラストスパートをかけたいところだ。 ロッキーズの先発はダコタ・ハドソン投手(29)。今季はここまで10登板で1勝7敗、防御率5・54と苦しんでいるが、カージナルスに所属していた19年には16勝を挙げた経験もある実力ある右腕だ。大谷は19年に1度対戦して1打数無安打。リーグワースト7敗を喫しているが、50回1/3を投げて浴びた本塁打が5本と少ないのも特徴だ。 大谷はここまでチームの58試合中55試合に出場。試合前の時点で221打数73安打(リーグ3位)の打率3割3分(同3位)、14本塁打(同2位)、38打点(同6位タイ)、13盗塁(同8位タイ)、OPS1・010(同1位)をマークしている。さらに、今季14個目となる盗塁を決めれば、日本人では509のイチロー、102の松井稼頭央に続く日本人3人目のメジャー通算100盗塁となる。
報知新聞社