「日本維新の会」内部から馬場代表に辞任求める声 役員会で「今回の選挙は大惨敗である」責任論
日本維新の会では、今回の衆院選で議席を減らした責任を、と内部から馬場伸幸代表の辞任を求める声が出ています。 衆議院選挙で日本維新の会は、大阪の19小選挙区で全勝したものの全国的な支持の拡がりを欠き、前回選より比例票を約300万票減らすなど5議席減の結果に終わりました。 この結果を受け、30日正午から国会内で開かれた役員会では馬場代表ら執行部の責任を問う声が出ました。 参院会長の浅田均氏は、「今回の選挙は惨敗である、大惨敗である」と述べ、馬場代表や藤田選対本部長の責任論に触れました。 馬場代表は、自らのパフォ-マンス不足は認めたものの、「自公過半数割れの目標は達成され、広島や福岡で議席を得たことは正しい方向」との認識を示しています。 また、ルールにもとづき代表選は実施されるべき、と「馬場降ろし」の動きをけん制していて、明日大阪で開く常任役員会で代表選実施のための臨時党大会を開くかどうか、検討されることになります。
MBSニュース