【NFL】「声が多すぎる」ことが新人QBヤングを苦しめたとパンサーズTEハースト
「21歳の若者としては、それがNFLでも一貫して通用すると思うだろう。残念なことに、彼は多くの人の言うことを聞きすぎたんだと思う。だから、彼にとって原点に戻るいいオフシーズンになるだろう。彼はハイズマントロフィーを獲得したし、かなり優秀だ。全体1位のドラフトで指名を受けた、とても優秀な選手だ」
シーズン第12週が終わった後にフランク・ライクHCとジョシュ・マカウンQBコーチが解任された理由の1つは、ヤングの耳に入ってくる声を減らすためだった。ヤングは最初の10試合を通してパス成功率61.71%、1,877ヤード、タッチダウン9回、インターセプト8回、被サック40回を記録し、250ヤード以上のパスを投げた試合はなかった。
コーチ陣の刷新で一時は好転し、ヤングはシーズン第15週のグリーンベイ・パッカーズ戦で今シーズン最高のパフォーマンス(パス312ヤード、タッチダウン2回、インターセプトなし)を見せて、相手を逆転寸前まで追い詰めた。しかし、最後の2週間はオフェンスが低迷し、パンサーズは2試合とも無得点に終わり、ヤングのパスヤードも115ヤードにとどまっている。
パンサーズのコーチ探しの焦点は、元ドラフト全体1位指名のヤングを再び軌道に乗せて、このQBの長所を生かすオフェンスを築くことができる唯一の指導者を見つけることにある。