シアーシャ・ローナン、「ハリポタ」オーディションに落ちていたことを告白
アカデミー賞4度のノミネート経験を持つ実力派女優シアーシャ・ローナンが、意外な過去を明かした。 「つぐない」での演技が評価され、13歳でアカデミー賞に初ノミネートされて以来、「ブルックリン」「レディ・バード」「ストーリー・オブ・マイライフ わたしの若草物語」で計4度にわたり、アカデミー賞にノミネートされているローナンが、かつて「ハリー・ポッター」シリーズのオーディションに落ちていたことを告白した。 新作「アウトラン(原題)」の宣伝で、米人気トーク番組「ジミー・キンメル・ライブ」に出演したローナンは、「負け癖」があると自虐的にコメント。そして、「ハリー・ポッター」のオーディションに落ちていたエピソードを披露した。 ローナンが挑戦したのは、シリーズ第5作「ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団」から登場する人気キャラクター、ルーナ・ラブグッド役だった。「アイルランド人という設定だったので、アイルランド中の俳優の半分くらいがオーディションに来ていたわ」と、当時の状況を笑いながら振り返った。 オーディション当時9歳だったローナンは、自分が役を得られる可能性が低いと感じていたという。「若すぎるって分かっていた。でも、『ハリー・ポッター』の台本を読めるなんて、最高にクールだったわ」と、その経験を肯定的に捉えている。 ちなみにルーナ役を射止めたのは、当時演技経験のなかったイバナ・リンチだった。 なお、ローナンは新作映画「アウトラン(原題)」でアルコール依存症から回復する女性を演じており、アカデミー賞候補として絶賛されている。