能登半島地震から1年 「雪が降る前に少しでも」被災地に通い続ける69歳防災士 宿泊所なく「人が全然足りない」
「もっと行政が絡むべき」
「住み続けなければならない高齢者のところに、人が入っていない。もっともっと人が入らないと進まない。全然足りない。もう1年経つのに、ボランティアが入っても受け入れる場所がない。宿泊施設もない。もっともっと行政が絡むべき」と訴える。 角谷さんは、今回の6日間のボランティア期間中、この場所から40分以上離れた場所にある集会場で寝泊まりしていた。ボランティアの不足には、こうした宿泊拠点が極端に少ないことも、要因の一つと指摘する。 なかなか進まない復旧への道。能登の地には、二度にわたる災害の爪痕が大きく刻まれたままだ。被災者と間近で接してきた防災士・角谷さんは、いま私たちに何を訴えるのか。
いま伝えたいこと
「まずは災害に備えてほしい。自分事のように、自分が災害にあったときのために備えてほしい。もう一つは、ちょっとでもいいから、どんな形でもいいから能登に関わってほしい」
福井テレビ