佐賀の陸自オスプレイ19日飛行 目達原駐屯地周辺
九州防衛局は12日、鹿児島県・屋久島沖での米空軍CV22オスプレイ墜落後、陸上自衛隊目達原駐屯地(佐賀県吉野ケ里町)にとどまっている陸自V22オスプレイ1機が19日、駐屯地周辺を飛行し、20日に熊本県の高遊原分屯地へ移動する予定だと佐賀県に伝えた。V22は駐屯地開放行事のため、事故前日の昨年11月28日に飛来していた。 陸自は事故後、V22全機の飛行を見合わせ、先月21日に再開した。九州防衛局の遠藤敦志企画部長は12日、佐賀県庁を訪れ「これまで以上に安全確認をしながら運行する」と述べた。 V22は2025年7月を期限として、木更津駐屯地(千葉県)に暫定配備されている。