訂正-シンガポール24年成長率3.6%の見通し、1月は政策据え置き=調査
(原文の訂正により、2段落目のエコノミスト数を「25人」から「20人」に修正します) Bing Hong Lok [シンガポール 11日 ロイター] - シンガポール金融管理局(MAS、中央銀行)の調査によると、エコノミストは今年のシンガポールの国内総生産(GDP)伸び率を3.6%と予想しており、前回予想の2.6%を上方修正した。来年1月の次回の金融政策決定会合では、政策が据え置かれるとの予想が大勢だった。 調査では、エコノミスト20人(訂正)の予想中央値は、2024年第4・四半期のGDP伸び率が3.1%、25年通年では2.6%だった。 エコノミストの大半は、MASが来年1月、4月、7月の会合で、現行の金融政策を維持すると予想した。 MASは10月、金融政策を据え置いた。22年10月に5会合連続で引き締めを行って以来、政策を変更していない。 調査によると、MASが来年1月に金融政策手段であるシンガポールドル名目実効為替レート(SドルNEER)の政策バンドの実勢上昇率(傾き)を緩やかにすることで政策を緩和すると予想したのは33%で、9月調査の50%から減少した。