デフバドミントン日本代表の市職員を壮行 宇都宮市
聴覚障がい者のバドミントン競技デフバドミントンの国際大会で、宇都宮市の職員が日本代表選手に選ばれ28日、市役所で壮行会が行われました。 12月1日からマレーシアのクアラルンプールで行われるアジア太平洋ろう者競技大会に、男子シングルスバドミントン日本代表として出場するのは、宇都宮市の職員、藤本智仁さん22歳です。 デフバドミントンとは「打球音のない世界」のバドミントンと言われ、聴覚に障がいのある人が音の聞こえない中でプレーするのが特徴です。 市役所で開かれた壮行会で佐藤栄一市長は「悔いのないよう戦ってください」とエールを送りました。 藤本選手は小学1年からバドミントンを始め、今は週4日ほど練習をしています。2019年の世界デフユース選手権大会でシングルス3位、国内ランキングはシングルス、ダブルスともに3位で来年11月に東京で開かれるデフリンピック大会の日本代表の有力候補です。 アジア太平洋ろう者競技大会は22の国から750人が参加し、9つの競技が行われます。
とちぎテレビ