【チャンピオンズC】ウィルソンテソーロ満点!昨年2着の雪辱果たす
過去10年の傾向から5項目、各20点満点のポイント制で勝ち馬をあぶり出す「G1データ王」。国内の実力馬が集まったダート戦「第25回チャンピオンズC」を徹底解析した結果、昨年覇者を抑え圧倒的な差がついた。リベンジに燃えるウィルソンテソーロがV最有力だ。 【年齢】 3歳【2・2・2・12】 4歳【2・1・1・36】 5歳【4・2・3・26】 6歳【2・4・2・25】 7歳【0・1・2・17】 8歳【0・0・0・9】 現在2連勝中の5歳が主役になる。勝利数で横並びの他世代を一歩リードしている5歳に20点。次いで3、4、6歳が各2勝。ただ連対率22・2%と複勝率33・3%で優位に立つ3歳に15点。6歳(連対率18・2%、複勝率24・2%)と4歳(連対率7・5%、複勝率10・0%)を10点とする。一方、7歳以上の高齢馬に関しては20年ゴールドドリームの2着が1回あるものの、0勝と信頼度がかなり低下するため5点。 【前走ステップ】 前走で重賞に出走していることが最低条件。20点は最も好相性を誇るJBCクラシック組【4・4・1・27】。マイルCS南部杯組【2・2・1・6】には15点。見逃せないのは勝ち馬10頭中8頭が前走地方交流重賞だったこと。1勝挙げているシリウスS組に10点。その他、苦戦中の中央重賞組などは狙いづらい。 【上がり】 4角の角度がきついコースだが差しが決まりやすい。要求されるのはしまいの脚。上がり3F1&2位は【8・6・2・11】と抜群の成績を誇る。採点は国内のダート戦で上がり3F36秒台以下で連対経験がある馬に20点、36秒台を使ったことがある馬を15点、使ったことがない馬を10点とする。 【馬体重】 スピードとパワーの両方が必要とされるレース。馬体重にも大きな傾向が見られる。499キロ以下【6。5・3・53】に対し、500キロ以上は【4・5・7・73】。昨年覇者レモンポップ(前走514キロ)、今年のフェブラリーS王者ペプチドナイル(同530キロ)にとってはマイナス。480~499キロが最多4勝で20点。460~479キロと、500~519キロが各2勝で15点。520キロ以上の巨漢馬は10点まで。 【前走着順】 3着以内の延べ30頭中、23頭が前走で掲示板を確保。6着以下から巻き返しVを飾った馬は出ていない。前走1着(3勝)が20点。前走3、4着(2勝)が15点。前走2、5着が(1勝)10点、前走6着以下は5点。 【結論】 5項目満点のウィルソンテソーロが堂々の本命だ。昨年(2着)は12番人気の低評価を覆す激走を見せた。その後は国内G1を中心に強豪相手に健闘。海外遠征にも積極的に挑戦し着実にレベルアップしてきた。前走JBCクラシックは4馬身差の圧勝を決めてJpn1初制覇を達成。昨年のリベンジを果たし国内最強の称号を手に入れる。