「ほとんど何もせず」上田綺世、ELローマ戦で“タッチ数15回”。対戦国メディアからワースト評価相次ぐ「全く相手を苦しめなかった」
「本当に存在感がなかった」
2月15日に行われたヨーロッパリーグのプレーオフ第1レグ、フェイエノールトはホームにローマを迎え、1-1で引き分けた。前半アディショナルタイムに先制したものの、後半に追いつかれてドロー。敵地での第2レグでベスト16進出を目ざす。 【動画】上田綺世が先発したフェイエノールト対ローマのハイライト エースのサンティアゴ・ヒメネスが負傷から復帰したばかりで万全の状態ではないこともあり、上田綺世は国内カップ戦に続いてスタメンに名を連ねた。ヒメネスと交代した63分までプレーしている。 後半序盤にペナルティーエリア付近でFKを獲得する場面もあった上田だが、ゴールやアシストに迫ることはなかった。対戦国イタリアのメディアは、日本代表ストライカーを厳しく評している。 大手紙『Gazztta dello Sport』は、上田をチームワーストに選出。5点という採点で「フェイエノールトが(ローマGKミル・)スビラールのほうで動かしていた一種の亡霊だった」と手厳しい。 「1時間弱でタッチ数は15回。相手を苦しめることが全くなかった。もちろん、走りはした。だが、ほとんど何もしなかった」 また、『Sport Mediaset』もやはりチームワーストの採点。4.5点という厳しい評価で、「本当に存在感のないパフォーマンスだった」と伝えている。 「後半立ち上がりにボックス付近でFKを獲得したのが唯一。だが、FKはエドアルド・ボーベに向けて蹴ってしまった。本当に少しだった」 ほかにも、『TUTTOmercatoWEB』は5.5点で「ヒメネスよりも裏を攻めたが、ずっとローマの壁の前に砕けた」と評価。『Eurosport』は5点で「ピッチに立っていた間、ほぼずっとまったく存在感がなかった。ボックス付近でFKを獲得したのは良かったが、ほかは何もなかった」と伝えている。いずれもチームワーストやワーストタイの採点だ。 フェイエノールト選手の寸評なしだった『calciomeracato.com』は、上田に及第点の6点をつけている。だが、厳しい評価が多かった。第2レグで挽回する機会はあるだろうか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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