来日中のボクシング元世界6階級制覇王者パッキャオが9月にバリオスとの対戦交渉 米複数メディア報じる
ボクシングの米専門メディア「ボクシング・シーン」は8日(日本時間9日)、元世界6階級制覇王者のマニー・パッキャオ(フィリピン)が復帰交渉中であると報じた。WBCウエルター級(66・6キロ以下)王者マリオ・バリオス(米国)とのタイトルマッチを、9月に米ラスベガスで行う方向で進んでいるとしている。復帰すれば21年8月のヨルデニス・ウガス(キューバ)とのWBA世界ウエルター級王座統一戦以来3年ぶり。 また、同メディアによるとパッキャオは今週初めに日本でエキシビションマッチを行う契約を結んだと報道。8日には都内で行われた「Yogibo presents RIZIN.47前夜祭』にサプライズ出演している。 その上で「本物の試合」を行いたい意向を持っているという。プロモーターであるショーン・ギボンズ氏はボクシングシーンに対し、6月17日までに同選手の母国フィリピンを訪問する予定であり、「合意に達することを期待している」と語った。 米スポーツ専門局の「ESPN」に対し保パッキャオ本人が「45歳になったが、ここ数年はそれほどダメージを受けていない。まだまだボクシングを続けられると感じている。歴史を作りたい」とコメントしている。 戦績は45歳のパッキャオが62勝(39KO)8敗2分け、29歳のバリオスが29勝(18KO)2敗。
報知新聞社