ヤンキースのジャッジ、8回ダメ押しタイムリー…14打席ぶり安打&6試合ぶり打点
米大リーグのワールドシリーズ第4戦は29日(日本時間30日)、3連敗のヤンキース(ア・リーグ)が本拠地でドジャース(ナ・リーグ)を11-4で破った。このシリーズ第3戦まで12打数1安打7三振と大スランプに陥っていたヤンキースの主砲、アーロン・ジャッジにも八回に今シリーズ初のタイムリーヒットが生まれ、瀬戸際で踏みとどまった。 【写真特集】2024ワールドシリーズ第4戦…ヤンキース大勝、ジャッジにも快音
八回、トレスの3ランなどで4点を追加した後の一死二塁。ドジャースの4番手右腕のスライダーをレフト線に引っ張って二塁走者のソトを11点目のホームに迎え入れた。
25日のシリーズ第1戦以来、14打席ぶりのヒットが、17日のガーディアンズとのリーグ優勝決定シリーズ第3戦で2ラン本塁打を打って以来、6試合ぶりの打点となった。タイムリー以外の打席は四球、死球、遊ゴロ失、中飛で、出塁もしているが、レギュラーシーズンで打率3割2分2厘、58本塁打、144打点の成績から見れば、まだまだ絶好調の看板は掲げられない。1勝3敗と、次戦以降も負けられない試合が続くチームで、この日の一打が完全復活のきっかけとなるか。(デジタル編集部)