今永昇太と鈴木誠也、カブスの日本人2人が一風変わった歴史的快挙を達成
シカゴの日本人選手2人が同じ試合で揃って好パフォーマンスを見せたことで、歴史的快挙を達成した。
カブスの今永昇太は現地8月24日(日本時間25日)、敵地ローンデポ・パークでのマーリンズ戦で先発登板すると、7回4安打2失点と好投し、今季10勝目(3敗)を挙げ、デビューシーズンで2桁勝利に到達した。
試合は17安打と打棒が猛威を振るったカブスが14-2で勝利。「3番・右翼」でスタメン出場した鈴木誠也は、5打数3安打(2本塁打、1三塁打)4打点の大暴れで左腕を援護した。
試合後、『スポーツ・イラストレイテッド誌』は電子版に「セイヤ・スズキとショウタ・イマナガが、カブスの勝利で歴史的快挙を達成」と題した記事を掲載し、その冒頭で「セイヤ・スズキとショウタ・イマナガは、土曜にシカゴ・カブスが14-2でマイアミ・マーリンズに勝利した試合で歴史的快挙を達成した」と前置き。
その上で、「イマナガは7回を投げつつ、4安打2失点として勝利を挙げた。一方、スズキは5打数3安打、2本塁打、1三塁打、4打点とした。この過程で、2人は一風変わった業績を初めて成し遂げた日本人デュオとなった。今やカブスはMLB史上初めて、同じ試合で日本人選手が3本以上の長打を打ちつつ、日本人選手が勝利を挙げたチームとなったのである」と伝えた。
続けて記事では、今季の2人の成績を振り返り、「イマナガは素晴らしいシーズンを送っている」「スズキもとても良いシーズンを送っている」と評した上で、「2人とも今季はカブスにとって素晴らしい働きを見せており、この土曜には2人で合わせて歴史を作った」としている。
スポーツのデータ提供を行っている『オプタ』も同様に、この日本人2人による史上初の快挙を『X』に投稿しており、こちらは、「カブスはMLB史上初めて同じ試合で日本人選手(セイヤ・スズキ)が3本以上の長打を打ちつつ、日本人選手(ショウタ・イマナガ)が勝利を挙げたチームとなった」とした。
続けて、括弧付きで「そして、ショウヘイ・オオタニはこれまでのところ彼自身でこれを達成していない」と補足している。
J SPORTS 編集部