「さよならのつづき」有村架純、坂口健太郎、生田斗真、中村ゆり、脚本家・岡田惠和によるスペシャルインタビュー公開 メイキングカットも
Netflixシリーズ「さよならのつづき」(独占配信中)より、有村架純、坂口健太郎、生田斗真、中村ゆり、そして脚本家・岡田惠和のスペシャルインタビュー(https://youtu.be/qvA3FamMPkk)が公開された。あわせて、撮影中の仲睦まじい姿をとらえたメイキングカットもお披露目された。 【フォトギャラリー】キャスト陣をとらえたメイキングカット<全9枚> 本作は、事故で恋人を失った女性とその恋人に命を救われた男が、北海道とハワイを舞台に運命に翻弄される美しくも切ない愛の物語。完全オリジナルストーリーとなり、「8年越しの花嫁 奇跡の実話」「余命10年」の岡田が脚本を手掛けた。監督は、岡田とNHK連続テレビ小説「ひよっこ」でもタッグを組んだ黒崎博。 有村が演じたのは、傷ついた人を笑顔にする最高に美味しいコーヒーを世界に広めようと奮闘する菅原さえ子。坂口は子どもの頃から体が弱く多くのことを諦めてきた大学職員の成瀬和正役を担い、将来を誓い合った恋人たちの“さよなら”から始まる行く先の見えないラブストーリーに挑んだ。 11月14日に配信スタートした本作は、日本におけるNetflix週間TOP10で1位を獲得したほか、世界の21の国と地域で「今日のシリーズTOP10」入り。「Netflix週間グローバルTOP10(非英語シリーズ)」にも2週連続ランクインし、注目を集めている。 映像の冒頭では、岡田が「賛否両論分かれることになったとしても、批判が少ない方を選ぶのは辞めようと思っていた。悲しい現実はなくならないけれど、それをどう乗り越えるのかということが一番大きなテーマだった。問いかけで言うと、人は人をどれだけ愛せるのか、どれくらい愛し続けられるのかということですかね」と、作品に込めた想いを明かす。 有村と中村の対談では、初共演シーンとなった2人が対峙する場面について語り合い、有村が「ある意味お互いが心の声をぶつけられた」と伝えると、中村も同様に「あの瞬間にしかできない演技をお互いにぶつけあえたと思う」と振り返った。 岡田は、有村が演じたさえ子について、「強いだけでなく繊細だけれども、最終的には自分で全て決めて行動するというヒロイン。今まで有村さんを何度か書いてきた中で一番強いヒロインになった。すごい好きです」とコメント。 一方、有村は「さえ子を演じる時に、この言葉を思い切りぶつけるのは怖いなと、一つ一つ勇気を持ちながらセリフを言っていました」と述懐し、中村は「さえ子はしっかり自分の足で立とうとする現代女性。でも裏には苦悩や寂しさを抱えているけれど、どうにか自分を奮い立たせて生きているというところにすごく共感ができた」と称えた。 坂口と生田の対談では「愛について」語り合い、坂口は「撮影監督の山田康介さんが愛は引力だとおっしゃって。抗えようのない力によって引っ張り合ってしまう引力。あぁそうだなあと合点がいったんですよね」と作品を通じて感じたことを明かす。 対する生田は「全編通して不思議な感覚がしました。自分がこの世界からいなくなった後、恋人がどのように生きていくのかを見ている擬似体験をしました。自分がいなくなった後、自分の愛する人たちが前を向いて幸せになって欲しいなと思う。でもたまには思い出して欲しいですね(笑)」と茶目っ気たっぷりに語った。 映像の最後は、岡田が「悲しい別れはなくならないんだけど、そこに少しだけ猶予があったとしたら、自分だったらどうするだろうかと考えただけでも、少し悲しいことが浄化できるのではないかなと思う。観終わった後に、実際に愛している人や大切な人をもうちょっと大切にしようと思えるような物語になっているといいなと思っています」と締め括った。 Netflixシリーズ「さよならのつづき」は独占配信中。