タイガースの"余剰戦力"に…?阪神、1軍では出番がなさそうな選手(4)梅野・坂本の併用続きコンバートも…?
レギュラーシーズンの終盤に差し掛かっている2024年のプロ野球。新規契約可能期間が過ぎ、残りのシーズンに必要な戦力が固まりつつある。その一方で、出場機会に恵まれず、余剰戦力となっている選手も少なくない。ここでは、一軍での出番が少ない阪神タイガースの選手を紹介したい。(※今季成績は9月4日時点)
片山雄哉
・投打:右投左打 ・身長/体重:177cm/84kg ・生年月日:1994年6月18日 ・経歴:刈谷工 - 至学館短大 - BC・福井 ・ドラフト:2018年育成選手ドラフト1位 二軍で3割近いアベレージを残している片山雄哉だが、ここまで一軍出場なしと厳しい立場に置かれている。 BCリーグ・福井ミラクルエレファンツから2018年育成選手ドラフト1位で阪神タイガースに入団。プロ1年目の7月に支配下契約を勝ち取ったが、長らく二軍暮らしが続いた。 プロ4年目の2022年にようやく一軍デビューを果たすも、出番が限られた。昨季は二軍で79試合に出場し、打率.288の好成績をマークしたが、一軍出場はなし。 今季も76試合出場で打率.272と二軍ではまずまずの数字を残しているが、一軍から声は掛かっていない。 2024年で30歳を迎え、中堅と呼ばれる年齢に差し掛かっている片山。一軍での爪痕を残したいところだが、捕手陣は梅野隆太郎、坂本誠志郎がほぼ固定となっている。 ファームでは本職の捕手に加えて一塁や三塁をこなすなど、出場機会を広げているだけに、自慢の打撃を活かし、捕手以外のポジションで一軍昇格を狙いたい。
ベースボールチャンネル編集部