広陵高OB、ドラフトでどのプロ球団へ 今年注目の宗山、渡部は?
プロ野球のドラフト会議が24日、東京都内である。広島は地元、広陵高出身の宗山塁(明大)の1位指名を公言したほか、同高で宗山と同学年だった渡部聖弥(大商大)も各球団から高評価を受けている。在校生と卒業生を含め、広陵高出身者から同一年に2人のドラフト1位が誕生すれば、史上初。21世紀の広陵高出身者のドラフト指名選手を振り返る。 【一覧表】21世紀にドラフト指名を受けた広島・広陵高出身者 育成ドラフトを含めて24人が指名を受けた。そのうち高校から直接プロ入りしたのは5人いる。白浜裕太(2003年広島1位)西村健太朗(03年巨人2位)吉川光夫(06年日本ハム・高校生1巡目)中田廉(08年広島2位)中村奨成(17年広島1位)。ことしは高尾響がプロ志望届を提出し、吉報を待つ。 1位指名は7人が受けた。ポジション(当時)の内訳では投手が4人。そのうち野村祐輔(11年広島)と有原航平(14年日本ハム)は1年目に新人王を受賞した。残りの3人はいずれも捕手で、白浜、中村、小林誠司(13年巨人)が指名を受けている。 球団別では広島が8人で最多。以下、日本ハム(4人)楽天(3人)巨人と阪神(以上2人)中日とDeNA、ヤクルト、オリックス、西武(以上1人)となっている。宗山、渡部、高尾の「運命の糸」はどの球団と結ばれるか。
中国新聞社