井岡一翔 マルティネスとの統一戦は「覚悟を決めないと勝てない。魂で戦わないといけない」現状での階級変更には否定的「やるべきこと残ってる」
「ボクシング・WBA・IBF世界スーパーフライ級王座統一戦」(7月7日、両国国技館) IBF王者フェルナンド・マルティネス(32)=アルゼンチン=との統一戦に臨むWBA王者の井岡一翔(35)=志成=が20日、ABEMAボクシングチャンネルの生配信にTKOの木下隆行(52)と出演し、木下や視聴者からの質問に答えた。 井岡はマルティネス戦について「相手の土俵で上回りたい。相手の得意とする距離間での打ち合いとか、そういう要素の部分を越えていかないと、彼を止めることは難しいかな。本当に激しい試合にはなると思う。ある程度覚悟を決めないと彼には勝てないと思うし、上回れないと思う。自分自身の魂で戦わないといけないと思っている」と述べ、激闘になるという見通しを示した。 また、階級変更について聞かれると「この階級で成し遂げたいことと言いますか、実現させたい(WBC王者のフアン・フランシスコ・)エストラーダ選手との試合もありますし、この階級でやるべきことが残っている。彼が現状この階級で一番評価が高いので」と、現状では否定的だった。