KTM デュークシリーズ30周年の集大成、『990デューク R』2025年モデル発表
KTMは10月31日、2025年モデルの『990デューク R』を発表した。この新モデルは、ミドルウェイトのネイキッドバイクセグメントにおいて新たな基準を打ち立てることを目指しているという。2024年に30周年を迎えたデュークシリーズの集大成となる。 KTM 990デューク R 2025年モデル
2025年モデルの990デューク Rは、より攻撃的で大胆なデザインを採用し、スポーティな姿勢と「READY TO RACE」の精神を体現している。新しい電子機能を備えた8.88インチのTFTタッチスクリーンを搭載し、視認性と情報の最適化を図っている。また、新しいスイッチレイアウトや接続ユニット、マップナビゲーションシステム、カスタマイズ可能なライドモードも導入されている。
エンジンは947ccで、昨年のモデルから7ps増加し、130psを発揮。トルクは103Nmで、回転数は1万0500RPMまで対応可能。車両重量は190kgで、シート高と地上高は15mm高くなり、サスペンションのストロークも長くなっている。これにより、より攻撃的なライディングが可能となった。
ブレーキシステムには、ブレンボのStylemaモノブロックキャリパーとMCSマスターシリンダーが採用され、320mmのディスクを装備。タイヤはミシュランのPower Cup 2が装着され、オレンジのリムが特徴的だ。
2025年初頭には、KTMの正規ディーラーで販売が開始される予定、としている。
レスポンス 森脇稔