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兵庫・神戸市で10日深夜、自動販売機が壊され、中にあった現金約1万8000円を盗まれる事件が起きた。自販機の修理にも数百万円かかる状況だという。警察によると、周辺では12月、同様被害が3～4件ほど相次いでいて、同一犯とみて捜査を進めている。 【画像】深夜の住宅街で自販機を破壊する一部始終

深夜の住宅街に長い棒を持った不審者が現れ…

12月10日午前1時半過ぎ、兵庫・神戸市の住宅街に長い棒を持つ不審な人物が現れた。 一度、公園敷地内に入ると異様なものを手にして出てきた。 道幅の半分はあろうかという長い棒だ。 防犯カメラの向きを変えるために準備したのだろうか、棒を縦に持ち替えると上に向かって押し込むように動かしている。

別の防犯カメラに犯行の一部始終

用意周到な犯人と思いきや通報者は「抜けがある犯人だなと…」と話す。 その訳は別のカメラに、棒を置きに公園に向かう姿や犯行の一部始終まで映っていたからだった。 狙われたのは自動販売機で、その真横で腰をかがめると、バールのようなものを自販機に差し込み力を込めガチャガチャと手を動かしている。 しばらくすると、自販機のドアが開いた。不審者は“自販機荒らし”だった。 明るくなり明らかになった被害は、ゆがんだドアにこじ開けられた自販機。 通報者によると、現金約1万8000円を盗まれ、自販機の修理に数百万円かかる状況だという。 通報者: 残念ですね。やっぱり。危機感が芽生えているので、年末年始にかけてより注意していかなあかんなと…。 警察によると、周辺では同様の被害が12月に入り3～4件ほど相次いでいて、同一犯とみて捜査を進めている。 （「イット!」 12月27日放送）