【MLB】ブルージェイズ・菊池雄星が5回3安打無失点で4勝目 チームは5安打完封リレーで5割復帰に王手
【ブルージェイズ3-0ブリュワーズ】@アメリカンファミリー・フィールド
日本時間6月12日、ブルージェイズは敵地アメリカンファミリー・フィールドでのブリュワーズ3連戦の2戦目を迎え、5投手の完封リレーにより3対0で勝利。今季成績を33勝34敗とし、5割復帰に王手をかけた。ブルージェイズ先発の菊池雄星が5回3安打無失点で4勝目(5敗、防御率3.26)を挙げ、5番手のジミー・ガルシアは5セーブ目を記録。ブリュワーズ先発のカルロス・ロドリゲスは4回途中7安打2失点でメジャー初黒星(0勝)を喫した。 【動画】ブルージェイズのジョージ・スプリンガーが先制タイムリーを放つ(MLB.comより) ブルージェイズは2回表一死から連打で1・3塁のチャンスを作ると、ジョージ・スプリンガーのタイムリーで1点を先制。3回表一死満塁の好機は生かせなかったが、4回表二死2塁からスペンサー・ホーウィッツにタイムリーが飛び出し、ブリュワーズ先発のロドリゲスを降板に追い込んだ。試合は2対0のまま最終回を迎え、ブルージェイズは9回表二死1・2塁からダニー・ジャンセンが貴重な追加点となるタイムリー二塁打。8回裏のピンチから登板していたガルシアが9回裏を三者凡退に抑え、5投手による完封リレーを完成させた。 今季14度目の登板となった菊池は1回裏に二死満塁のピンチを招いたものの、ゲーリー・サンチェスをサードゴロに打ち取って無失点。2回裏無死1・2塁のピンチもしのぎ、3回裏も一死から1・2塁とピンチを作ったが、連続三振で切り抜けた。4回裏と5回裏はいずれも三者凡退に抑え、この時点で球数が97球に達していたため5回で降板。被安打3、奪三振5、与四球4、無失点という内容で今季4勝目を手にした。