横浜流星、仲野大賀に続くのは旧ジャニか「ふてほど」女優か? 27年「NHK大河」の主演俳優を予想してみると
若手女優の抜てきはあるか
実は「麒麟がくる」(20年)から「豊臣兄弟!」までの7作中、女性が主人公の作品は昨年の吉高由里子(36)主演の「光る君へ」のみ。そのため、27年は女性が主人公の作品になる可能性も高く、女性の俳優候補者にも注目が集まっている。 「これまで『功名が辻』(06年)、『天地人』(09年)、『真田丸』(16年)の3作に出演し、『鎌倉殿の13人』では語りを担当した長澤まさみさん(37)は、主演に申し分ないでしょう。横浜、仲野同様、映画での活躍が目立ち、数々の映画賞を獲得していますが、現代劇から時代劇までどんどん役の幅を広げています。そして、『どうする家康』(23年)で、嵐・松本潤さん演じた主人公・徳川家康の正室・瀬名役を演じた有村架純さん(31)。自決するシーンでは迫真の演技でネット上で話題になりました。大河でも主演を務めた宮崎さん、吉高さん同様、すでに朝ドラでもヒロインを務めていますし、着実に演技力も成長しています」(先の放送担当記者) まだそこまで全国的な知名度がなかった高石あかり(22)をオーディションで発掘、今年後期の朝ドラ「ばけばけ」のヒロインに抜てきしたNHKだが、知名度だけでなく、演技力と合わせて、ある若手女優の抜てきがあるかもしれないという。 「昨年おおみそかの紅白歌合戦の審査員を務め、4月スタートの朝ドラ『あんぱん』に出演する河合優実(24)です。BSプレミアムで23年、昨年総合で放送された 『家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった』で連ドラ初主演。その略称『ふてほど』が昨年の『ユーキャン新語・流行語大賞 』を獲得したTBS系ドラマ『不適切にもほどがある!』の不良女子高生役で一躍知名度が全国区に。その演技力は同年代では飛び抜けています」(NHK関係者)
男性陣も多彩な顔触れが
次に男性陣。横浜、仲野よりも上の世代には知名度・実力、加えてNHKへの貢献度もある候補者が多いようだ。 「横浜さん、仲野さんよりも下の世代だと、Snow Manの目黒連(27)がいます。しかし、昨年の紅白オファー辞退からも分かるように、所属するSTARTO ENTERTAINMENTはNHKと仕事をする気はなさそう。となると、大河『おんな城主 直虎』(17年)でブレイクした菅田将暉(31)、朝ドラ『梅ちゃん先生』(12年)や大河『軍師官兵衛』(14年)、『いだてん』で好演した松坂桃李(36)。2人のどちらかがが主演となれば、所属する『トップコート』からは初の大河主演となります」(スポーツ紙記者) また横浜、仲野と同じ事務所の窪田正孝(36)は、朝ドラ『エール』(20年)で主演を務め、昨年は主演の連ドラ『宙わたる教室』でも好演。大河主演となれば、男性では初の朝ドラ、大河のダブル主演となるという。 「旧ジャニーズ事務所から独立した二宮和也さん(41)は嵐のメンバー時代、NHKには多大な貢献を果たしています。今年前期の朝ドラ『あんぱん』では、脇役で出演しますが 、ハリウッド映画への出演経験もあり、同じ嵐のメンバーで大河主演を務めた松本さんを演技力で圧倒的に上回っています」(同) 果たして、27年大河主演の座を射止めるのは誰か?
デイリー新潮編集部
新潮社