セレーナ・ゴメス、自分のベッドルームで眠れない理由を明かす「暗かった時代を連想してしまう」
双極性障害や不安の発作と闘ってきたことを明かしているセレーナ・ゴメス。メンタルヘルスが原因で、自分の家にいても安心できないことを語った。 【写真】セレーナ・ゴメスの“フェミニンときどきモード”な愛されファッションを総覧
最近、10月10日の世界メンタルヘルスデーにちなんで開催されたメンタル・フィットネス・サミットに参加したセレーナ。「これまで寝室で過ごしてきた時間が長すぎるから、実はもう寝室では寝ていない。寝室にいると本当に暗かった時代を連想してしまう」と話した。「不安な状態は、人をとても衰弱させることがある。何年もの間ベッドから離れたくなかったし、その原因の1つは仕事をしなかったことだった。人は自分を信じて、自分を少し啓発するような仕事をしなくてはならない」。 セレーナはこのサミットの前日も眠れなかったと告白。「昨夜も午前4時くらいまで眠れなかった。心が騒いでしまって」「これは過ぎ去る、ってずっと自分に言い聞かせ続けていた。体の中を通り過ぎて消えていくって。もちろん最後には眠くなった」。
セレーナは不安に襲われたとき、友達や親しい人とそれについて話すことが助けになったという。話し相手の1人が母のマンディ・ティーフィー。「いまでも母が必要な日がある。ただ傷つき、泣き、そのことを話すのを自分に許す瞬間もある」。セレーナはその母マンディと協力しメンタルヘルスのコミュニティ「ワンダーマインド」を立ち上げている。今回のサミットもそのコミュニティ初の試みとして開催された。 セレーナ曰く「私は助けを受け入れなかった。でも私が歩んできた道のすべてを人に話すことで、完全な自由を見つけられた」「私の人生を完璧だと思う人がいないことを願っている。それは現実とは違うから。私はとても恵まれた人生を送っているし、それに感謝している。でも私たちはみんな人間で、感情はとてもリアル。そのことは間違いなく語られるべきことだし、教えていく必要があると思う」。セレーナはコスメブランド「レア ビューティ」を立ち上げ実業家としても活躍しているが、メンタルヘルスデーの売上はメンタルヘルスのために立ち上げた基金に全額寄付するという大胆な試みも続けている。心の健康のためにこれからどんなリーダーシップを発揮していくのか、注目が集まっている。