【速報】「先生から自分で解決してと言われた」 当時小学1年生の女子児童がいじめを受け転校・・・損害賠償求め大阪市を提訴
大阪市内の小学校で、当時1年生の女子児童が荷物を持たされるなどいじめを受けたにもかかわらず、学校が対処しなかったため転校を余儀なくされたなどとして、児童と両親が訴えを起こしました。 訴状などによりますと、大阪市内の市立小学校に通っていた女子児童は、当時小学1年生だった2020年7月以降、同級生の男子児童から、下校中にランドセルを無理矢理持たされるなど、いじめを受けていたということです。 その後女児は不登校になり、2021年12月に転校しました。 (女子児童) 「(当時は)怖い、悲しい」 Qいじめについて先生は? 「休み時間に先生と相手(加害児童)がずっと話していて。給食の準備中に先生から呼び出されて『自分で解決して』と言われた」
女児と両親は、学校や市の教育委員会が男児への指導を怠ったことで転校を余儀なくされたなどとして25日、大阪市に対し290万円余りの損害賠償を求め、提訴しました。 (女児の父) 「学校側の不対応について争いをしようというのではなく、いじめ防止対策推進法にのっとって対応や指導をして欲しいだけ。我々が願う指導がされたのであれば、提訴を取り下げることすら考えています」 提訴を受け、大阪市教員委員会は「訴状が届いていないので、コメントは差し控えさせていただく」としています。