カットすいかが10秒でサラダに!飛田和緒が毎日やっている驚くほど簡単なすいかの食べ方
すいかの皮は赤い部分を少し残して
すいかの皮、と言っても、外側の濃い緑色の堅い部分は取り除き、うす緑部分に赤い部分を少し残して使います。 すいかの皮の塩漬け 「すいかの甘みと塩気が絶妙のバランスです。カリカリとして、きゅうりよりは食べごたえがあります。これを炒めものにしてもいいですよ」 ●材料(作りやすい分量)と作り方 すいかの皮はピーラーで堅い緑色の部分を落とし、食べやすい大きさに切る。ポリ袋などに塩(重量の2%)とともに入れて軽くもみ、一晩冷蔵庫におく。食べるときに軽く水気を絞って薄切りにし、器に盛る。 *冷蔵で3~4日保存可能。
麹で漬ければなおおいしい
すいかの皮で三五八漬け(麹漬け) 福島県、山形県、秋田県などの東北地方に昔から伝わる漬けもので、名前は塩、麹、蒸米を3:5:8の割合で混ぜ合わせたのが由来だそうです。 市販されている三五八漬けの素を使えば、混ぜるだけでできます。麹の甘みが加わり、塩漬けよりマイルドに。 ●材料(作りやすい分量)と作り方 すいかの皮はピーラーで堅い緑色の部分を落とし、食べやすい大きさに切る。三五八漬けの素と水を袋の表示通りにポリ袋などに入れて漬け、冷蔵庫に8~12時間おく。洗って麹などを落として器に盛る。 *時間が経つと塩気が強くなるので早めに食べる。
皮は炒めてもおいしい
すいかの皮の肉巻き 「すいかの皮と豚肉を合わせた炒め物です。今回は薄切りを豚バラ肉で巻いて、甘辛味で仕上げてみました。帰ってきた夫がつまみぐいし、うまーい! 肉巻き、大正解です」 ●材料(2人分) すいかの皮(堅い緑色の部分を除いたもの) 250g 豚バラ薄切り肉 8枚(200g) 酒、みりん、砂糖、しょうゆ 各大さじ1 米油 小さじ1/2 ●作り方 1すいかの皮は5~6cm長さに薄切りにする。 2豚肉1枚を広げ、手前にすいかの皮の1/8量をのせてクルクルと巻く。同様に8個作る。 3フライパンに米油を熱し、2の巻き終わりを下にして並べて焼く。焼き色がついてきたら転がしながら全体を焼く。 4豚肉がこんがりと焼けたら、フライパンの脂をペーパータオルで拭き取り、酒、みりん、砂糖、しょうゆを加え、転がして調味料をからめる。器に盛り、煮汁をかける。 取材・文:相沢ひろみ
飛田 和緒(料理家)