バイデン氏、新型コロナ陽性 「症状軽い」とホワイトハウス
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【7月18日 AFP】米ホワイトハウス(White House)は17日、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(81)が新型コロナウイルス検査で陽性と判定されたと発表した。大統領選の遊説先のネバダ州ラスベガス(Las Vegas)で検査を受け、軽い症状が見られるという。 バイデン氏は出席を予定していたヒスパニック系労組の集会をキャンセルし、自主隔離のためデラウェア州沿岸のリホボス(Rehoboth)にある別荘へ向かった。 労組幹部によると、バイデン氏は欠席する旨を電話で直接伝えた。空港で大統領専用車から専用機へ乗り換える際には、記者団に向かって親指を立て「元気だ」と語った。 ホワイトハウスのカリーヌ・ジャンピエール(Karine Jean-Pierre)報道官は、バイデン氏は「ワクチンの追加接種も受けており、症状は軽い。デラウェア州へ戻って自主隔離しながら、その間も全職務を遂行する」と述べた。 バイデン氏については、大統領選へ向けたドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領との第1回候補者討論会で失態を演じたことから、年齢と健康状態をめぐる懸念が取り沙汰されており、大統領選からの撤退を求める声も上がっている。(c)AFPBB News