はるな愛 力強い小節で演歌ライブを開催 歌手デビュー35周年でポップス&演歌の二刀流「大谷賢示です!」
タレント、はるな愛(52)が7日、東京・ラドンナ原宿でライブ「スナック愛 はるな愛の演歌の華道」を開催した。 松田聖子(62)らアイドルに憧れ、松浦亜弥(38)の口パクのダンスネタでおなじみの〝エアあやや〟などで人気だが、演歌好きの父親の影響で演歌にも親しみ、1985年のテレビ東京系「全日本ちびっこ歌まね大賞」では森進一(76)の「北の蛍」を歌唱してグランプリを獲得した。 ライブではアイドルの楽曲を披露することが多いが、この日は演歌・歌謡曲をメインに熱唱。「昔から女の子になりたいな、聖子ちゃんになりたいなって思って生きてきたけど、歳をとると声が低くなってきて、今は演歌が合うんじゃないかなって」と説明した。 ステージでは「北の蛍」や、父親から習ったという村田英雄さんの「無法松の一生」や鳥羽一郎(72)の「兄弟船」などを力強い小節を交えて披露。尊敬する氷川きよし(47)の「白雲の城」、美川憲一(78)の「柳ケ瀬ブルース」などを熱唱した。 はるなは大阪・関西万博のスペシャルサポーターとしても活動し、ハニーレモンビール「えぇねんで」をプロデュースするなど活躍中。演歌の魅力は「歌でパッと景色が浮かぶ。歌手の方はすごい」と力説した。ステージには能登半島地震の被災地、石川県七尾市の大漁旗も飾られるなど演歌ムードが満載の中、大阪から上京した父親が客席から「賢ちゃ~ん」と本名の大西賢示で声援を送った。これにはるなは「何度も愛ちゃんやって言ってるのに~」とボヤきつつ「今日は親孝行できた。パパありがとう!」と感謝していた。 はるなは今年、歌手デビュー35周年。歌手としてはポップスと演歌の〝二刀流〟を宣言し、米大リーグ、ドジャースの大谷翔平投手(30)を引き合いに、自身の本名とからめて「35周年から第2章。『大谷』賢示で頑張ります!」と笑顔だった。 この日はゲストとして親交のある六本木ヒロシ(45)も出演。東京・上野のキャバレー、宝石などで活躍するが、はるなに「舞台人としての生き方を教えていただいた」と感謝していた。