DeNA・中川颯、今年も投打での活躍誓う 昨季引退の大和さんモデルのバット「良かった」自主トレでも打撃練習
昨季プロ初本塁打を放つなど、打者としても存在感を見せたDeNAの中川颯投手(26)が今年も投打で活躍することを誓った。 オリックスを戦力外となって昨年DeNAに加入した中川颯は昨季29試合で3勝0敗、1セーブ、5ホールド、防御率4・42。主に中継ぎとして日本一にも貢献したが、神奈川・桐光学園高時代から定評があった打撃でも輝いた。昨年5月18日の中日戦(横浜)で松葉からプロ初本塁打をマークするなど、12打数3安打1本塁打3打点。バットは昨季限りで退団した大和のモデルを使用しており「たまたま届いたバットが大和さんの(型の)バットで、振ってみたら良かったんで、ずっとそれを使っている」。自主トレでも打撃練習に取り組む。 契約更改では、打撃面も評価され、650万円から来季推定1600万円にアップした。球団からは、打撃を生かせるよう昨季序盤に取り組んだ先発での起用の話も出たという。 「すごい難しいところなんですが、今年の経験は大きいですし、そこを参考にして改善点見つけて準備していければ」。下手からくせ球を投げる異才が今年も二刀流で貢献する。
中日スポーツ