去年、山で遭難した人が過去最多 富士山・高尾山で大幅増加も
日テレNEWS NNN
去年、山で遭難した人の数が過去最多となったことがわかりました。富士山や高尾山での遭難者が大幅に増えたほか、訪日外国人の遭難者も目立っています。 松村祥史国家公安委員長 「山岳遭難、水難については 夏に向けて多発する傾向がございます。登山の際には知識・体力・経験に見合った計画を立てていただき、十分注意を払っていただきたい」 警察庁によりますと、去年、山での遭難者は3568人で、統計が残る1961年以降、過去最多となりました。年代別では70代が最も多く、遭難の理由は「道に迷ったこと」が最多だということです。 また、富士山や高尾山での遭難者が大幅に増加しています。訪日外国人の遭難者数も145人と2018年の統計開始以降最多で、うち富士山での遭難者は18人いました。 警察庁は、地図をしっかり確認し適切な装備で力量にあった山に登るよう呼びかけています。