【パラダイスS】GI3着馬ロジリオン、スピード武器に古馬打倒なるか
上半期の東京開催オーラス、23日のメインは「ウッドバイン競馬場賞パラダイスS」。幅広い年齢層の快速馬がそろった。Lリステッドのハンデ戦で馬券的な妙味は十分にあり、穴党は目が離せない。 ◇ ロジリオンはNHKマイルCで0秒5差の3着に食い込んだ。1週前には美浦Wコースで6ハロン79秒9、ラスト1ハロン11秒1の好時計を叩き出し、さらに調子を上げている。 東京芝7ハロンでは未勝利戦、LクロッカスSを勝っており、1ハロンの距離短縮はプラス。古馬と初めて対戦するが、スピードは十分に通用する。勝ち切って、改めて重賞戦線へと繰り出したい。 リュミエールノワルは条件戦を3連勝して京王杯スプリングCに挑み、強力なメンバーを相手に0秒5差の5着に踏ん張った。OP2戦目の慣れが見込め、Lならチャンスは十分にある。 ドロップオブライトは福永厩舎に転厩して3戦目。近2走もL六甲Sで0秒1差の3着、L安土城Sで0秒2差の6着と差はわずかで、引き続きLなら好勝負できる。 3歳時に桜花賞TRフィリーズレビューを制したシングザットソングは安土城Sで0秒1差の3着と復調気配だ。(夕刊フジ)