全米ボクシング記者協会の夕食会で井上尚弥（左）は、トップランクのボブ・アラムCEOと記念撮影（トップランクのインスタグラム＠toprankより）

　プロボクシングの世界ボクシング協会（ＷＢＡ）は６日（日本時間７日）、米ニューヨークにて行われた全米ボクシング記者協会の夕食会での世界４団体スーパーバンタム級（５５・３キロ以下）統一王者・井上尚弥（大橋）の様子を公式ｉｎｓｔａｇｒａｍでアップした。 　２０２３年の最優秀選手賞（シュガー・レイ・ロビンソン賞）受賞のため参加していた尚弥と、元世界３階級制覇王者ホルヘ・リナレス（ベネズエラ）の会話も動画で投稿されている。先月６日、東京ドームでのルイス・ネリ（メキシコ）戦の体重について尚弥は「ネリとやった試合の日は６２（キロ）」。この返答に対して、帝拳ジムに所属していたリナレスは日本語で「いける、やっぱりいけるよ」とフェザー級（５７・１キロ以下）へ階級を上げることを勧めているようす。尚弥は「あと１年」と答えると、リナレスは「誰でもみたい」と再度、昇級を”ねだって”いた。 　フェザー級ではＷＢＡ王者ニック・ボール（英国）、ＩＢＦ王者ルイスアルベルト・ロペス（メキシコ）らが、尚弥との対戦を熱望している。