ののちゃん、卒園記念アルバム「一年生になったら」をレコーディング 絶好調の歌声で「ともだちってふしぎだな」などを吹き込みアピール
”小さな歌姫”として話題の、ののちゃん(村方乃々佳、6)がこのほど、東京都内で卒園記念アルバム「一年生になったら」(来年2月19日発売)のレコーディングを行った。来春、幼稚園を卒園し小学校に入学する、ののちゃんを祝ってのアルバム。レコーディングでは収録曲の「ともだちってふしぎだな」などを絶好調の歌声で吹き込み「ののちゃんの特別なアルバムです、ぜひ聴いてください!」などとアピールした。 同アルバムはキングレコードが企画、発売する。収録曲は入学ソングの不朽の名曲「一年生になったら」(まど・みちお作詞、山本直純作曲)や「さよならぼくたちのようちえん」など、卒園ソングの定番曲などカラオケを含め全10曲を収録する。 唯一のオリジナル曲となる「ともだちってふしぎだな」は、ののちゃんが母親に「おともだちってなあに?」と聞いたことが曲作りのモチーフになった。子供向けの音楽を手がけてきた女性ユニット「ケロポンズ」が作詞、作曲し、ののちゃんの豊かな表現力を生かした作品に仕上げた。 2歳で童謡歌手としてデビュー。アルバム制作も経験済みのののちゃんにとっては、最新アルバムの長時間にわたるレコーディングもお手の物。ディレクターの指示のもと、疲れ知らずで元気いっぱいに収録曲を歌いこなにした。 「ともだち――」にコーラスとしても参加したケロポンズの増田裕子と平田明子は「ののちゃんのまっすぐな声と、歌の心情や風景を乗せて歌う姿が、素晴らしい。とても6歳に思えません。ののちゃんの成長に合わせて、またコラボさせていただきたいですね」と小さな天才に舌を巻いた。 くしくも、ののちゃんが歌に目覚めたのは、2歳の時に、ケロポンズの歌を聴いたのがきっかけだったという。あこがれのお姉さんたちとの共演に「歌は難しくなかったし、一緒に歌って楽しかった!」と笑顔で報告した。 デビュー当時から身長は20センチ以上伸びて106センチに。幼稚園では10人以上の仲のいい友だちもできたという。「ともだち? 側にいて励ましてくれたり、一緒に遊んだりする人たちです。一緒に悲しい気持ちにもなってくれるよ」と話した。 卒園記念アルバムでは、赤いランドセルを背負ったののちゃんの姿が、入学式を前に、ひとあし早くジャケットを飾る。ジャケットではランドセルを背に、晴れがましい笑顔を見せるののちゃんだが「本当は、小学校には全然、行きたくない」とホンネも漏らした。「だって、やさしくておもしろい幼稚園の先生とお別れしなきゃいけないから。先生が一緒に小学校に行ってくれるといいんだけれど」。初めて経験する別れに小さな胸を痛めながらも「1年生になったら、友だちと遊んだりしたい。友だちは200人、いや1000人は作る! 歌も続けるよ!」と夢を膨らませた。
中日スポーツ