松陰寺太勇「だったら堤礼実アナでいいだろう!」“人を傷つけない”説得を試みるも小澤陽子アナを翻意できず
松陰寺太勇さんが、“全力”で相手を否定しない説得に挑みました。 12月15日(金)、『全力!脱力タイムズ』(フジテレビ)に、プロフィギュアスケーターの村上佳菜子さん、お笑い芸人・ぺこぱの松陰寺太勇さんが出演。 【写真】松陰寺太勇をグッタリさせた『脱力タイムズ』の収録シーン 進行は、アリタ哲平(メインキャスター)、キャスターの小澤陽子(フジテレビアナウンサー)が務め、全力解説員として、吉川美代子先生、五箇公一先生、齋藤孝先生が登場しました。
小澤陽子アナが楽屋に立てこもり…不在で番組スタート
実は今回、番組の前半は、スタジオに小澤アナの姿がありませんでした。 小澤アナが特集で解説を担当する予定だったところ、準備不足だったため、担当ディレクターが過度に叱責。 さらに、キャスターアリタが説得に向かうも、「君は、この仕事向いてない!」「堤礼実(フジテレビ)アナに替えるぞ」と、ひどい言葉をかけたため、楽屋から出てこなくなってしまったのです。 そこで、キャスターアリタは“人を傷つけないツッコミ”を得意とする松陰寺さんを適役だと考え「相手を否定せずに、連れ戻してほしい」と、小澤アナの説得を依頼。
松陰寺太勇が“否定しない説得”を試みるも大苦戦
松陰寺さんは、楽屋を訪れ「一緒にスタジオに戻って盛り上げていきませんか?」「何か嫌なことがあったら言ってください。すべて僕が前向きに返します」と提案するも、小澤アナはうつむいたまま。 さらには「ロンリネ~ス!」「時を戻そう」と、持ちギャグで攻めるも、まったく響きません。 その後も、自身が引っ越しの際に足をすりむいた話をして「嫌なこと、理不尽の先に…」と、どうにも刺さりにくそうな話を始めてしまい、スタジオからは「時間がかかりそうだね」との声が。 そこで、楽屋との中継を切り上げ、スタジオでは後半に予定していた滝沢カレンさんがナレーションを務める「美食遺産」のVTRを見ることに。 さらに、あのさんがナレーションを務める「日本技術遺産」、ぱーてぃーちゃん(信子さん、金子きょんちぃさん)がナレーションを務める「日本レトロ遺産」と、翌週以降に放送が予定されていた「遺産」シリーズを前倒しして、なんとか場をつなぎました。 楽屋の様子を見てみると… 小澤アナが「堤アナと替えるぞとか、向いてないとか(言われて)…このままだと(カメラの前で)笑える気がしない」と、口を開くも、ついには「私、もう番組辞めます」と言い出すまでに。 そこで、キャスターアリタは助っ人として、松陰寺さんの相方・シュウペイさんを投入しましたが、小澤アナの態度が変わることはありませんでした。 しびれを切らした松陰寺さんは、否定しない芸風のはずなのに、「もう堤(アナ)でいいだろう」と、“ブラック松陰寺”が出てしまう一幕も…。 これに困り果てたキャスターアリタは、最後の望みをかけて、ゲストの村上さんに説得を依頼。すると――。 村上:同じ女性としてわかります。私も、フィギュア(スケート)が好きで辞めずに頑張ったから、オリンピックに出られたんです。小澤さん、アナウンサーの仕事が好きだったら、スタジオに戻りましょう。 小澤:(パァっと目を輝かせて)ありがとうございます!行きます!! 松陰寺さんは、それまでがウソのようにあっさりと受け入れた小澤アナを見て「似たようなこと、めっちゃ言ってたよ!?」「一発で…ウソでしょ!?」と困惑。 長時間説得が不発に終わった松陰寺さんは、「なんだよこれ!何を言うかじゃなくて、誰が言うかなんだよ」と、“名言”!?を残して楽屋をあとにしました。 そして、スタジオには、キャスターアリタの謝罪を受け入れ「心を入れ替えて頑張ります!」と笑顔を取り戻した小澤アナの姿が。 結局、松陰寺さんはほとんどスタジオでトークすることなく、小澤アナを長時間説得したのみ。それもうまくいかず、番組としては「遺産」シリーズを3本見ることで場をつなぐという展開となりました。