悪路を駆け抜けたい! 各メーカーのオフロードバイクについて、ディーラーに聞いてみた
テネレ700は、開発初期段階で「オフロードモデル寄りの商品開発をしよう」という話からスタートしたバイクであり、オフロードとしての使用比率が非常に高いバイクです。 また、オンロードでも両立して扱いやすいバイクとして開発されたことにより、重量感があって普段使いも可能なオフロードバイクを求める人にとって、最適なバイクとなりました。 軽量かつコンパクトなエンジンの性能をフルに発揮させるために、剛性とのバランスも考えながら車体の軽量化が図られたというテネレ700。唯一無二のデザインにはファンも多く、オンロードでもオフロードでも文句なしの一台であると評判のバイクです。 最後に、スズキのオフロードバイクについてディーラーへ問い合わせたところ、「厳密なオフロードといわれるもので公道を走れるものはラインナップにない」とのことでした。 一方で、公道走行も可能なオフロードバイクを挙げるならば、ヤマハと同様にホームページで「アドベンチャー」のカテゴリーに入るものが、オフロードに近いのではないかと担当者は話します。 スズキのホームページで、アドベンチャーにカテゴリーされているバイクの台数は現在8台。中でもオフロードバイクと呼べるものは「Vストローム250SX」ではないかとのことでした。
Vストローム250SXは、軽量でシンプルな設計がされたエンジンを搭載し、オフロードでも安定した走破性を謳うバイクです。車体も軽量な上に、楽に乗れるライディングポジションを確保していることから、扱いやすいと評価の高いバイクとなっています。 ちなみに、担当者によると、Vストローム250SXの「SX」が付かない「Vストローム250」の場合は、「オフロードかどうか怪しい…」とのこと。Sは「スポーツ」、Xは「クロスオーバー」の意味。 また、アドベンチャーのカテゴリーには「Vストローム1050DE」や「Vストローム800DE」などのバイクが存在しており、「DE」がつくものは不整地の走行に向いていると担当者は語りました。 そのため、スズキで公道走行が可能なオフロードバイクを探している人は、アドベンチャーカテゴリー内の、SXまたはDEが付くバイクを選択することがオススメです。 ※ ※ ※ 各メーカーのホームページでオフロードバイクを確認する場合、オフロードバイクはアドベンチャーのカテゴリーに属していることが多いようです。 しかし、不整地を走行するには向いていないバイクもアドベンチャーのカテゴリーに属していることがあるため、オフロードを多く楽しみたい場合は、ディーラーへ直接バイクの特徴を問い合わせることが重要だと言えるでしょう。
Peacock Blue K.K.