前田大然がハットトリック含む4得点関与の大活躍!古橋亨梧にも得点生まれたセルティックが6ゴール完勝でリーグ杯決勝進出
現地時間2日、スコティッシュリーグカップ準決勝でセルティックはハムデン・パークでアバディーンと対戦した。 リーグ戦で無敗を続けるチーム同士の激突となったこの試合に、前田大然は左ウィング、古橋亨梧はセンターフォワード、旗手怜央は中盤の一角で先発出場した。 2-2で終わった2週間前の直接対決同様に、セルティックが攻勢に出る中、29分にセットプレーから先制する。アルネ・エンゲルスの左CKをキャメロン・カーター=ヴィッカーズが頭で合わせてネットを揺らし、リードを奪う。 さらに32分、古橋が追加点をマークする。前田が抜け出してGKと1対1になると、中央から走り込んできた古橋に冷静に折り返す。日本人FWは相手DFが守るゴールに向かって右足で豪快に蹴り込んでリードを広げるゴールをチームにもたらした。前回のアバディーン戦でも得点を挙げた同選手にとって、これは今シーズン6ゴール目になった。 勢いに乗るセルティックは、その8分後に今度は前田が自らゴールを奪う。絶妙なタイミングで裏に抜け出した前田にニコラス・キューンがパスを送ると、日本代表FWはゴール右隅に叩き込んでチーム3ゴール目を決めた。なお、前田にとってこれが今シーズン公式戦7ゴール目となった。 後半に入ってもセルティックの勢いは止まらない。49分に古橋との連携からキューンが至近距離からシュートを放つも相手GKがセーブ。しかし、こぼれ球が前田の下に舞い込み、同選手が冷静に流し込んでこの日自身2点目となるゴールを奪った。 その後、59分にエンゲルスのアシストからキューンが左足でゴール左隅に豪快に叩き込んでチーム5点目。古橋らが退いた後の85分には、前田がハットトリックとなるチーム6ゴール目を決める。アリスター・ジョンストンがペナルティエリア右サイドからゴール前に折り返すと、ファーサイドから走り込んできた前田が合わせてネットを揺らした。 試合はこれ以上動かず、前田がハットトリックを記録し、古橋にもゴールが生まれたセルティックが6-0でアバディーンに勝利して、リーグカップ決勝進出を決めた。