阪神・岡田語録「才木さまさまよ、はっきり言うて。それしかないよ」「ヒット2本でよう勝ったよ」
◇セ・リーグ 阪神1-0DeNA(2024年5月12日 横浜) 阪神は才木が今季2度目の完封を果たし、3回の1点を守り切った。両軍で27安打20得点が飛び交った前日から一転、DeNA大貫との投手戦になった。試合後の岡田監督の談話は以下の通り。 ―才木は前日の相手の勢いを持ち込ませなかった。 「なあ。6回くらいから、余計良くなってきたよな。ストレートもな、風で高めがちょっと伸びてるというかな。それを(ベンチ内で)言うとったから。逆に6回くらいから、安心してな(見ていられた)」 ―無失点の間は、ずっといかせるつもりだった。 「そらもう。向こう、大貫もええピッチングしとったからな」 ―最後まで投げきったのは大きい。 「そら大きいよ。まあ今日はもうゲラしかいけないから。ゲラをいかせたとしても、才木が8回まで投げて、1回をゲラしかなかったからな。でも球数的にも才木はバテてというのはないから、余計良くなってたからな、六回くらいから。 ―今年は安定したピッチングでローテの中心となっている。 「まあ、1番イニングも投げとるしな、防御率も悪くないしな。けっこうあれや、負けた後に才木で勝ってるよ。負け試合の後、多いよな」 ―1番の井上も得点に絡んだ。 「いや、いろいろずっと考えてたんや、3番を打つやつの打率が悪すぎるんよな。誰が打っても3番あかんねん。近本もあかんかったやろ?ちょっと分からんけどな、巡り合わせでな」 ―井上は出たところでしっかり結果を出した。 「そうや、結局、ヒット2本やんか、あの回(得点を挙げた3回)だけやで。それでよう勝ったよ、ほんとにおまえ、才木さまさまよ、はっきり言うて。それしかないよ」 ―近本ありきでまず3番を埋めた感じか。 「近本は、昨日、打点も多かったしな。これは前から言うとったんや、2番中野で3番近本ってな。1番にちょっとな、なんか1発がありそうなのを、例えば森下とかそういう感覚でな。1回いこうかっていう話をしてたんにょ。去年と同じ形じゃできへんでって言うて。それはずっと話はしとったんや、ミーティングの時に。あとはええよ、才木に聞き。才木さまさまよ」