オリジナルメニューを紹介する和洋女子大の学生たち＝東武百貨店船橋店

　船橋市の東武百貨店船橋店で、管理栄養士を目指す和洋女子大学（市川市）の学生たちが考えたオリジナルメニュー8品がお披露目された。テーマは県を代表する秋の味覚のサツマイモ。8品は17日から11月13日まで同店の8店舗で楽しめる。学生たちは「秋にぴったりのメニュー。ぜひご賞味を」と呼びかけた。 　東武船橋と同大学のコラボは2018年以来6年ぶり。同大学家政学部健康栄養学科2、3年生計16人が2人一組になって県産サツマイモを使ったメニューを、味はもちろん見た目の美しさや栄養バランスにもこだわって提案。各店の調理担当者との打ち合わせや試食を重ね、独自メニューを完成させた。 　ともに2年生の小高結衣さん（20）と織戸香帆さん（19）は提供店舗のメイン食材・牛タンとサツマイモのタッカルビ風を考案。2人は「牛タンのしっかりした歯ごたえとサツマイモのホクホク感を味わえる。甘辛のコチジャンとたっぷりかかったチーズで後を引く味。ボリューム満点なので食欲の秋にどうぞ」とアピールした。 　大工原日菜さん（20）＝2年生＝と浪川こころさん（20）＝同＝は「さつまいもとゴマのパンナコッタ」を考えた。「担当は揚げ物の店だったが、あえてデザートメニューを選んだ。ありそうでなかった一品。あっさりしていて食べやすい」と自信を込めた。 　オリジナルメニューは7階レストラン街の6店舗、5階のカフェ、地下1階の食料品店で販売する。問い合わせは東武船橋（電話）047（425）2211。