国内初の取り組み 下水処理場ガスでバイオメタノール製造 《新潟市》
TeNYテレビ新潟
下水処理場から発生するガスを利用してバイオメタノールを製造する国内初の取り組みが新潟市北区で始まっています。 三菱ガス化学の新潟工場は脱炭素社会を目指す県と協定を結び、ことし3月からバイオメタノールを製造しています。 このバイオメタノールは県の下水処理場で発生する消化ガスをもとに製造されていて、医薬品やプラスチックの原料となります。 花角知事も工場を視察し、脱炭素社会の実現に向けて期待を寄せました。 〈花角知事〉 「新潟県も2050年までのカーボンニュートラルを宣言しています。実現に向けてひとつの大きな一歩」 三菱ガス化学によるとこの取り組みは国内で初めてで、今後、新潟以外の地域にも広げていきたいとしています。